【読書記録】アフリカ大陸一周ツアー ― 2011/06/07 00:26
● 読書記録
アフリカ大陸一周ツアー 浅井 宏純著
★★★★★
『大型トラックバス「オアシス号」に乗って、アフリカ大陸を一周する。期間は約10カ月。夜はテントで寝泊まり、食事は焚き火で自炊。著者は55歳で会社を辞め、この冒険ツアーに参加した。』
おもしろかった。
アフリカは日本人にとって最も遠い場所、実際のところ何も知らない。上四分の一がアラブだということも大人になるまで知らなかった。
そんなアフリカを少し身近に感じさせてくれる一冊。55歳のおじさんが地元民とふれあいながら旅をする。ほとんど国の体をなしていない西アフリカの国々、どこに行っても金を要求する人々、イメージと違い暮らしやすそうなウガンダ、、、最新アフリカ事情を知ることができる。
また日本人として著者に共感できることも多い。一方、同行する西洋人たちの本音なども垣間見える点もよかった。
こういうリタイヤのしかたもいいなあと思う。
アフリカ大陸一周ツアー 浅井 宏純著
★★★★★
『大型トラックバス「オアシス号」に乗って、アフリカ大陸を一周する。期間は約10カ月。夜はテントで寝泊まり、食事は焚き火で自炊。著者は55歳で会社を辞め、この冒険ツアーに参加した。』
おもしろかった。
アフリカは日本人にとって最も遠い場所、実際のところ何も知らない。上四分の一がアラブだということも大人になるまで知らなかった。
そんなアフリカを少し身近に感じさせてくれる一冊。55歳のおじさんが地元民とふれあいながら旅をする。ほとんど国の体をなしていない西アフリカの国々、どこに行っても金を要求する人々、イメージと違い暮らしやすそうなウガンダ、、、最新アフリカ事情を知ることができる。
また日本人として著者に共感できることも多い。一方、同行する西洋人たちの本音なども垣間見える点もよかった。
こういうリタイヤのしかたもいいなあと思う。
「アーキテクチャの生態系」 ― 2009/09/17 00:46
● 読書記録
アーキテクチャの生態系 濱野 智史著
★★★☆☆
『ミクシィ、2ちゃんねる、ニコニコ動画、ケータイ小説、初音ミク…。他の国にはない不思議なサービスの数々は、なぜ日本独自の進化を遂げたのか。』
WEB上に登場してまだ日も浅い諸々の現象をよくここまで考察したものだというのが印象です。特にニコニコ動画の”擬似同期性”についてはなるほどと思わされました。一方ケータイ小説の項は不要だったかと。
全体的な読後感は、「社会学」系の本は途中でやめたくなる確率が高い、という感じです。
アーキテクチャの生態系 濱野 智史著
★★★☆☆
『ミクシィ、2ちゃんねる、ニコニコ動画、ケータイ小説、初音ミク…。他の国にはない不思議なサービスの数々は、なぜ日本独自の進化を遂げたのか。』
WEB上に登場してまだ日も浅い諸々の現象をよくここまで考察したものだというのが印象です。特にニコニコ動画の”擬似同期性”についてはなるほどと思わされました。一方ケータイ小説の項は不要だったかと。
全体的な読後感は、「社会学」系の本は途中でやめたくなる確率が高い、という感じです。
「自転車ツーキニスト」 ― 2009/09/05 19:58
● 読書記録
自転車ツーキニスト 疋田 智著
★★★★☆
最近自転車通勤を始めました。片道約10kmで快調に車道を走れると40分、歩道をたらたら走ると1時間10分くらいかかります。電車の場合駅までの歩きを含めて35分ですから時間的なデメリットはあまりありません。
著者の疋田氏はテレビのディレクターということですが、文才があります。普通のエッセイ集としても十分読める内容になっています。
自転車ツーキニスト 疋田 智著
★★★★☆
最近自転車通勤を始めました。片道約10kmで快調に車道を走れると40分、歩道をたらたら走ると1時間10分くらいかかります。電車の場合駅までの歩きを含めて35分ですから時間的なデメリットはあまりありません。
著者の疋田氏はテレビのディレクターということですが、文才があります。普通のエッセイ集としても十分読める内容になっています。
「人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか」 ― 2009/08/17 20:30
● 読書記録
人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか 土肥 志穂著
★★☆☆☆
『世界はなぜ、このレースに魅了されるのか。2000年より現地でツールを継続取材する著者が、自ら目撃したランス・アームストロングをはじめとする 伝説の名選手、名勝負のエピソードを紹介し、その魅力の全てを書き尽くす』
Jスポーツでツール・ド・フランスを見たので読んでみました。
いまいち、です。金を払って著者の個人ブログを読まされたような、読者に何を伝えたいのかがさっぱりわかりませんでした。巻末の鶴見辰吾さんによるあとがきに救われている感じです。
人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか 土肥 志穂著
★★☆☆☆
『世界はなぜ、このレースに魅了されるのか。2000年より現地でツールを継続取材する著者が、自ら目撃したランス・アームストロングをはじめとする 伝説の名選手、名勝負のエピソードを紹介し、その魅力の全てを書き尽くす』
Jスポーツでツール・ド・フランスを見たので読んでみました。
いまいち、です。金を払って著者の個人ブログを読まされたような、読者に何を伝えたいのかがさっぱりわかりませんでした。巻末の鶴見辰吾さんによるあとがきに救われている感じです。
あの日にドライブ ― 2009/08/06 01:07
● 読書記録
あの日にドライブ 荻原 浩著
★★★★★
『牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。 』
ひさびさに小説を読みました。タイトルから重松清「流星ワゴン」的なSF ものを想像して買ったのですがよい方向に裏切られました。40代の男性(東京在住、車好きならなお)にはおすすめです。感動はありませんが、共感できる箇所がいくつもあると思います。
あの日にドライブ 荻原 浩著
★★★★★
『牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。 』
ひさびさに小説を読みました。タイトルから重松清「流星ワゴン」的なSF ものを想像して買ったのですがよい方向に裏切られました。40代の男性(東京在住、車好きならなお)にはおすすめです。感動はありませんが、共感できる箇所がいくつもあると思います。
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